新規性の高い製品・事業などの長期需要予測
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短期的な需要予測は外挿法でも、また、需要影響要因を推定し、現在の需要量をベースに、数値を加減す
るだけでも容易に行うことができるが、長期的な需要を想定する場合や現在需要が未だ無い事業(社会的
にも新規性の高い事業など)の需要予測はそのような方法が適用できない。
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このような場合は、その事業・製品の「ライフサイクル位置」と普及率予測などから算出した「最大需要
量」(最大普及率に達した時の需要量)とその「最大需要に達するまでの時間」を主な材料として需要予
測を行う。
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勿論、社会的に新規性の高い事業などではこの各材料データも無いことが多いから、それぞれに関する情
報を集め、上記の予測要素を推測する。このほか、事業・製品の特性や市場の特性なども補助材料として
有ると良い。
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この主材料である2点を成長曲線※で結び、その曲線から逆算して読みとることで各年の需要予測を行う
ことができる。図表87。ただし、成長曲線はカーブの勾配などを変えた(係数の異なる)いくつかを検
討し、その中から事業特性に合ったものを他の情報に基づいて推定、選択しなくてはならない。
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※事業は社会活動と密接な関係にあるため、その需要は成長曲線を描くことが多い。しかし類似事業の統
計的なデータから成長曲線以外の他の曲線や統計処理が有効と思われる場合はそれらを駆使して将来需要
予測をすべきである。
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